趣味と一言で言ってもいいのですが、わたしがチーズや納豆、ヨーグルトの手作りに興味を持ったきっかけは「ごみを減らしたい」つまり、ごみ捨ての回数を減らすこと(=家事ラク)をしたいからでした。
もちろんお金をかけて焼却しているごみを減らせるのも魅力のひとつですが、自分なりのメリットを強く意識して、できるだけ長続きさせたい意向。
あと、日々の買い物も品目が減るのでラクになるよなあ。牛乳、チーズ、納豆、ヨーグルト…と買っていたものが、スーパーマーケットでは牛乳、生クリームだけになる。(大豆はまとめ買いしています)
じつは家事ラクを目指して手作りに挑戦!
手作りでチーズや納豆、ヨーグルトを作るのに道具を迷い中
チーズや納豆、ヨーグルトを手作りするのに保温できる道具を欲しているのですが、必要な温度は35~40℃とそれほど高くありません。
ヨーグルトメーカーや低温調理器など電気を使って調理するもの、真空保温できる鍋といった道具を比べてみました。必要な温度と時間を知るために、あとに手作りレシピを簡単にまとめています。
シャトルシェフVSヨーグルティア
わが家に導入しようか迷っている2つの道具があります。
THERMOS真空保温調理器『シャトルシェフ』
欲しい温度まで加温して真空保温の鍋で保温するだけ、電源もいらないので使い勝手がシンプル。
真空保温といっても温度は徐々に下がるので、発酵時間が足りない場合は加温が複数回になることもある…これが面倒と感じるかエコと感じるか…
TANICA温度調節機能付きのヨーグルトメーカー『ヨーグルティアS』
本記事の後半にあるレシピはヨーグルティアで作れるので、温度とタイマーをセットすれば調理が完了できる。
電気を使うためコードがあり置く場所が限られる。定格消費電力が30Wなので1時間保温したら電気代が48.6円(だいたい50円)
低温調理器でも条件は満たす
自作したいレシピに必要なのは、菌が働く温度帯を維持できることなので、低温調理器でも事足りると思います。
ただ、真空保温できるシャトルシェフに比べて熱がだだ漏れの鍋に電熱線を突っ込むので使う気にはなれず、またパックした後にプラスチックごみが出るので、うちに導入するモノとしては候補から外しました。
[参考]手作りチーズ、納豆、ヨーグルトのレシピ
加熱方法を知りたいので、自分用のメモとしてレシピをまとめてみました、意外に簡単そう?!
レシピは、TANICA「フレッシュチーズを作ってみよう!」、TANICA
「KAMOSICO」より抜粋しました。
チーズ
夫はチーズが大好き&良質なたんぱく源として常備したい食材なのですが、単価が高いのとプラスチックごみが出るのがネック。
クリームチーズ
- 生クリーム200㎖+低温殺菌(75℃以下)牛乳800㎖を35-38℃に
- ヨーグルト35gを加えて35℃1時間
- チーズ酵素を加え混ぜる、40℃30分
モッツアレラチーズ
- 低温殺菌(75℃以下)牛乳1000㎖を35-38℃にあたためる
- ヨーグルト35gを加えて35℃1時間
- チーズ酵素を加え混ぜる、40℃30分
- カッティングして再び40℃30分
- 水分を切り40℃1時間
- 成形などの過程へ
低温殺菌牛乳とは「パスチャライズ牛乳」という名前。120~150℃で1~3秒間加熱する牛乳以外のこと。
納豆
近くのいかりスーパーには紙パックの納豆を置いているのですが、多くはプラスチック容器だし、たれ&からしの袋もゴミになる運命。これが気に入らないのと、最近は大豆を煮ることに慣れてきたので自作したい…
- 煮たての大豆+市販のパック納豆を1/4パック混ぜる
- 45℃24-48時間
- 1-2日ほど冷蔵庫で発酵させると◎
ヨーグルト

- プレーンヨーグルト
- 牛乳1000㎖に対して、市販のプレーンヨーグルト100gを混ぜる
- 40℃6-7時間
豆乳ヨーグルトは牛乳を豆乳に変えるだけ
- 豆乳ヨーグルト
- 豆乳1000㎖に対して、市販のプレーンヨーグルト100gを混ぜる
- 40℃6-7時間
レシピを見ていると、少量の菌を材料と温度で培養するイメージ!何だか楽しそう。
サイトには甘酒や塩こうじ、発酵バターといったレシピも紹介されているので、覗いてみてください。